広島の食べ物紀行3

広島には「アンデルセン」本店があります。
ここもはずせないお店です。




外観からおしゃれで高級感が漂います。
元は帝国銀行の建物で、原爆で焼け残った建物を
ベーカリーやブライダルのショップとして再生したそうです。




ベーカリー、喫茶、お花屋さんなどを展開していて、
店内はデンマークのパンをメインにしてるせいか、雰囲気が
ヨーロッパ的です。
豊富な種類のパンの他にもお菓子や惣菜が充実しています。


店内を見てるだけでも満足してしまいます。






帰り道に宮島口のあなごめし屋さん「うえの」に寄りました。
創業が明治30年とのことで、お店すらも深い味わいが感じられます。
昼はお客さんが満員で1時間待ちといわれて退散。
夕方はだいぶ落ち着いていたので、ゆっくりできました。
なのにせっかくのあなご丼の写真を撮り忘れました。

大中小あっておなかのすき具合で量が選べます。
炊き込みご飯の上に炭火で焼いたほんのり甘いあなごが
ギッシリ並んでいます。その横に甘酢しょうが（がり）が
添えられているので食が進みます。
お漬物と味噌汁付き。

お土産に折り詰めのあなごめし弁当を買いました。
包み紙は昭和初期の包装紙を復刻したそうです。
日付が？なのはご愛嬌。

広島は何回か行っていますが、広島市内と宮島、廿日市あたりしか
行かないので、広島を語るのはおこがましいのですが、
いつ行っても満足満足の気分になります。
最初は生の広島弁に驚きましたが、今はいい感じに聞こえます。
広島の街中は便利で何でもあるので、羨ましい気がします。
交通アクセスもＪＲはもとより、市電、バス、アストラムラインが
あるし。道は広くて綺麗。食べ物もおいしい。
市の中心にある原爆ドームを見るたびに胸が痛くなりますが、
古いものを大事に守りながら、新しいものをどんどん入れていく
広島のよさを感じます。

福岡から広島の高速代は、通常片道5400円です。
今回は1000円になったので、往復1万800円のところ2000円で済んだので
その分買い物に使えました。
ありがたいことです。